仕事帰りに映画館に立ち寄って『遠い山なみの光』を観た。カズオ・イシグロさんの長編デビュー小説が原作。戦後間もない1950年代の長崎が舞台のお話です。
この原作小説が大好きなので、今年一番楽しみにしていた映画です。だからSNSでネタバレされる前に観れてよかったなあ。他人の「面白かった!」「泣ける!」みたいな評判も聞かないまま映画を観るのが理想で、できれば長尺の予告編も、テレビでよくある宣伝番組も観たくないんですよね。
という訳なので映画の感想は書きません!
ちなみに、カズオ・イシグロさんは(心の)師匠の一人です。同人誌で小説を書き始める前に、DVDで『カズオ・イシグロ 文学白熱教室』を観たのですが、これがまさに激アツの内容でした! 「小説の役割って、そうだったんだあ!」と、小説の書き方や文学のあり方を直接教えてもらった気分になっているのです。
『遠い山なみの光』は“記憶”がテーマの一つだと思うのですが、この白熱教室でもイシグロさんは“記憶”の秘密について、創作論の原点として語っています。そして小説と映像作品の違いについても本質を教えてくれます。今回の映画版は、それを踏まえたうえで創られているなと思いました。
あれ? 映画の感想になっちゃったかな……。許してくださーい!
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