2026年3月8日日曜日

290円マイコンを始めたら 思わぬ国際交流 それもまた楽しい

  シフトレジスタを1つ扱うだけで知らない用語がどんどん出てくる。「いわゆるラッチ」「両方ともポジティブエッジトリガー」「複数のフリップフロップをカスケード接続」など……。用語を知らない自分には、なかなか手ごわいのだ。だから、今はカバンの中に解説サイトをプリントアウトしたものを持ち歩いて勉強中。

 公式サイトの説明も、ちょっとだけ不親切かなと思う。機能説明や回路図のあちこちにシフトレジスタが載っているが、実際のピンの位置と図解が一致していないものがあるのだ。詳しい人に聞いたら、「機能の説明として描かれているから、実際の場所と違うのがあたり前」らしい。でもなあ、せめて同じページ内では、あわせて欲しいなあ。

 ついでに言うと、日本語リファレンスと英語の公式サイトでは、使っている抵抗の仕様がなぜか違う。日本語は220Ωで、英語は470Ωだ。初心者だから、「この違いに、なにか深い理由があるのでは?」と考えてしまい、作業がいちいち止まってしまう。LEDも抵抗も、そこまで神経質にならなくてもいいのだろうけれど。

 マイコンにピンを増やすと言えば、カナダのクリエイターさんから「私たち全員が ch32v003 用の PCB の作成に取り組んでいるのが気に入っています :]」というコメントを頂いた。彼らがつくろうとしている基板の中央には『PCF8574』が配置されている。秋月電子によると「I2Cバスと8ビットパラレルを変換するICです」とのこと。

 詳しく聞いてみると、「ボードのIOをもっと増やしたかったんです。8574の低品質なIOでも許容範囲内でした。」と教えてくれた。

 フムフム……。いろいろなアプローチがあるなあ。以前にもチャーリープレクシングのことをチェコの方が教えてくれた。マイコンを始めたおかげで、思わぬ国際交流が生まれていて、それもまた楽しい。PCF8574は、来週aitendoに行けたら買ってきて試してみよう。


2026年3月3日火曜日

《100均を狙う》 290円マイコンに 追い風と向かい風が吹いている

 


《1人で1万個量産、290円のマイコンボード「UIAPduino」ーー目指す先は100均の棚》という刺激的な記事が、Webメディアのfabscene(ファブシーン)から公開されて話題になっている。

「これがバズるってことなのか……」と驚くことばかり。あっという間に各所の通販サイトから在庫がなくなってしまった。今まで少なかった作例も、次々と公開されはじめた。これは嬉しい。初心者としては、参考例をたくさん見たいので。

 作例以外にも、290円でマイコンボードを販売するという値付けや、インタビューを受けた埋田さんのスタンスへの異論・反論もたくさん見ることができた。自分は単純にエンドユーザーだから、明るい話題だと思っていたけれど、立場が違うと意見も変わるものなんだなと改めて感じた。あまりにも目立ったから、反動も大きいのかな。でも当の埋田さんは、「色々議論が活性化してて面白いなぁ〜」という他人事のような感じで、バズった状況との対比が面白い。

 このタイミングで、同人誌『290円マイコン、はじめました。』の購入特典をマイコンボード3台に変更したバージョンをリリースしてみた。というのも、SNSでマイコンボードを複数買っている方を見かけたので、そういうものなのかな……と試験的なつもりで。

 でも、これが正解だったみたい。今まで通販では無風だったけれど、急に追い風が吹いた感じで最近は梱包と発送に追われている。「マイコンボードが余ったらお返しします〜」と冗談半分に言っていたのにね。

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